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【体験談】夫の育休4ヶ月。やってよかったことと、夫婦関係の変化

yuika

30代、4歳と2歳の男の子ママ。
専業主婦からwebライターへ!
無印などシンプルなインテリアが好き◎
家づくりや日々の子育てのこと、育児グッズレビューも書いています。

こんにちは、yuika(@yuikabob)です。

yuika

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次男が生まれてからあっという間にもう半年!
長男の時は里帰り出産でしたが、2人目は里帰りせず、パパに育休をとってもらい自宅近くの産院で出産しました。

パパの育休期間は4ヶ月。ここまでガッツリ仕事を休んだのはもちろん初めて。
育休をとってもらっても何もしないで逆にイライラするんじゃないかとか、ちゃんと何するかわかってるのかなとか、家事できないのに…とか色々不安でしたが、結果夫婦お互いが「育休をとって本当によかった」と思えた大事な期間になりました。

育休のおかげで夫婦の絆もこれまで以上に深まったし、わが家にとって本当になくてはならなかった期間だと思います。
男性育休について、まだまだここまで長くとれる人は多くないと思うけど、わが家の育休中の過ごし方、やってよかったことについて書いてみたいと思います。

夫が育休をとることにした理由

わが家は夫と専業主婦のわたし、2歳の長男と0歳の次男の4人暮らし。

長男を出産した時は初めてということもあり、実家に1ヶ月里帰り。
夫は新生児の息子とほとんど触れ合うことができなかったので、2人目は里帰りせず自宅で過ごしたいなと思っていました。
2人目を授かったあと夫と相談すると、夫自身も育休取得に前向き。
職場でも育休を取得する男性は増えているとのこと。
仕事を色々調整してもらって、4ヶ月の育休を取得することになりました。
当初3ヶ月くらいとれればいいな~という話だったので、思った以上に長くお互い不安でしたが(笑)
意外とほぼ喧嘩もせず、有意義な時間を過ごすことができました。
ただ最後の1ヶ月くらい、慣れない育児に疲れ切った夫は「早く仕事したい…」と言っていましたが(^^;)

夫の育休取得、どこまでやってもらう?

夫は普段仕事が忙しく、家事はほとんど専業主婦のわたしが担当。
育児は積極的にしてくれて、息子もパパ大好き。
しかし一人で子どもをみる経験はほとんどなく…。
長男を任せてわたしが一人の時間をもらうこともありましたが、それも数時間程度。
丸一日、ひとりで長男をみたことはありませんでした。
ましてや育児しながら家事をするなんて、夫にできるのか?!ととにかく心配で。

特に心配していたのは料理
大人だけなら適当でも良いのですが、2歳の長男にちゃんとしたご飯を3食食べさせられるのか…。
普段全くと言っていいほど料理をしない夫に不安しかありませんでしたが、もうやってもらうしかない!
「産後1ヶ月は動けないからね?赤ちゃんのお世話以外何もできないよ??」と何度も伝え、覚悟だけはしておいてもらいました(笑)

でも結果、料理もすごく頑張ってくれ、思った以上に色々なことをこなしてくれました!
やっぱり最初から「家事、育児は自分がやるもの」と思っていてくれたことで普段とは全く違う働きをしてくれました。
「産後は動けないからね」と何度も言っておいてよかった…(笑)
わたしの入院中も、毎日長男と遊んで、ご飯を作ってあげて…。
2人でちゃんと過ごしていてくれたことに感動しました。

夫の育休中にやってよかったこと

実際に4ヶ月間育休を過ごしてみて、特にこの期間にやっておいてよかった!と感じたことをご紹介します。

お互いのスキルアップ

今巷でも育休中の学び直し(リスキリング?)が話題になっていますが…。
夫の育休は夏休みと合わせて取得したこともあり、出産予定日の2週間程前から始まったので、その間夫は社内資格取得のための勉強をしていました。
私自身も、夫が上の子を遊びに連れて行ってくれている間、余裕がある時は自分のやりたいことをすることができました。
その時にしたのがこのブログの引越し!
はてなブログ⇒現在のワードプレスへ引越しを完了させました。

産後も赤ちゃんが生まれたばかりの頃は寝ている時間が長かったし、2人目ということで心の余裕もあり、夫が上の子を連れ出してくれている間は結構自由な時間がありやりたいことができました。
他にも溜まりに溜まった写真整理とか、ゆっくり本を読んだりとかもっとすれば良かったかな~。
夫の仕事が始まり2歳と0歳を一人で見ている今、全く余裕がないのでこの時に自分のことをやっておいて本当に良かったと思います。

上の子のケア

次男が生まれた時、長男は2歳4ヶ月。
保育園なども通ってないので、毎日家で見なければなりません。
イヤイヤ期真っ只中の魔の2歳児…。
出産でわたしが入院している間も、退院したあとも夫がずっと長男と過ごしてくれていてとても助かりました。
夜寝る時もわたしと赤ちゃん、パパと長男で寝室分けました
長男は早起きなので、赤ちゃんと朝ゆっくり寝られるだけでもめちゃくちゃ楽でした。
日中も長男とパパで遊んで、最初の1ヶ月はほぼ毎日庭でプール(笑)

そのおかげか長男は赤ちゃん返りすることもなく、赤ちゃんのこともすんなり受け入れてくれました。
パパの育休が明けてわたしのワンオペになってから赤ちゃん返りするようになったので、やっぱりパパとママどっちかがかまってあげられる状況が長男にとって理想的だったんだろうなと思います。

家事を任せる

それまで夫はあまり家事をする方ではなく、やってもらってたのは洗い物、洗濯(たまに)、ゴミ捨てくらい。
特に料理は全くでかなり心配だったのですが、もう任せるしかないので任せてみることにしました。

あらかじめ「産後1ヶ月は動けないからね!」と(少し大げさに)伝えてあったので、夫も自分がやるものと思って色々頑張ってくれました。
掃除洗濯などはわたしもできる時はやりつつ、驚いたのが料理!
夫がしっかりと毎日用意してくれました!
夕飯作りに1時間以上かかったり、「そんな厚く切ったら火通らないな…」とか「栄養バランスが…」とか「味付けがやたら濃いな」とか(笑)
色々思うこともありましたが、一切口を出さず、長男一緒に「おいしいね!」「パパ天才だね!!」とベタ褒めして食べていたら夫もその気になり、どんどんやる気を出してくれました(笑)
手の込んだ料理にも挑戦してくれるようになったり、徐々に何品か効率よく作れるようになったり…本当に助かりました!
今でも休みの日はたまに夕飯を作ってくれるようになり変わりように驚いています。

パパが作ってくれたご飯は毎回写真に撮って記録。ご飯の多さに衝撃(笑)

家計を管理してもらう

普段基本的に家計は妻のわたしが管理していて、夫はお小遣い制なのですが、夫の育休中はお金の管理を全て夫にお任せしました。
というのも、常日頃から夫が家のお金のことをあまり理解していないなあ~と思っていて。
やっぱり普段リアルな数字を見ていない分、当事者意識がないというか。
スーパーに買い物に行っても高いお肉を平気で買おうとしたり(笑)
外食も躊躇しなかったり。
「今月はもう余裕ないよ」と伝えても、何にそんなにお金を使っているのかわからない様子で…。
産後1ヶ月はわたしも家から出ないし、食品などの買い出しも基本夫にお願いすることになるので、良い機会だと思ってまるっと管理してもらうことにしました。
しっかりやってくれるか心配でしたが、ちゃんとレシートとにらめっこして家計簿をつけてくれてビックリ!
自分で買い物⇒残高を計算していくことで、思った以上に色々お金がかかることを理解してくれたみたいです。

月々の固定費、食費は大体これくらいなどの予算も伝えたり、夫婦でお金についてこまめに話し合うようになり、育休を通して家計について2人で一緒に考えていけるようになりました!

その分、無駄遣いにも厳しくなりましたが!(笑)
スーパーとか行ってもわたしはついついデザートとか余計なもの買っちゃうけど、夫はシビアに必要なものだけ買うので夫に行ってもらった方が節約できるようになりました(笑)

家族旅行

夫の育休は4ヶ月と長かったので、育休が終わるギリギリ、赤ちゃんが生後3ヶ月経った頃に初めて家族4人で旅行に行きました。
車で行ける範囲で探して、鬼怒川温泉ホテルへ。

その時の様子はこちらのブログに書いてあります。

ウェルカムベビーのお宿で、部屋にベビーベッドもあり赤ちゃん連れでも安心で最高の宿でした◎
育休の最後にみんなで思い出作りができて良かったです*

育休取得後の夫の変化

育休中にお食い初めもできました

育休取得後、夫が変わった部分はたくさんありますが、わたしが1番ありがたく思っているのは「主婦的感覚」を身につけたところです。
やっぱりいくらわかっているつもりでも、主婦の仕事ってやってみないとわからない。

「名もなき家事」じゃないけど、口で説明できない「やるべきこと」がたくさんある。
夫が育休を取ったことで、それを少しでも理解して、行動してくれるようになったことが本当にうれしくて助かっています。

具体的には、朝出勤前に食洗機の中の食器を片付けておいてくれたり、ボディソープやシャンプーの詰め替えをいつの間にかしてくれていたり!
料理もだいぶ上達したので、休みの日にたまに夕飯を作ってくれたり、その時に「半端にあまってる人参使っちゃうね~」とか(笑)
買い物行っても、「あれもうなかったよね!」みたいな。
本当に主婦が2人いるみたいな、「主婦的感覚」を持ち合わせてくれて共感してくれること、「同士」のような存在になったことがすごくうれしい。
今は主婦2人体勢みたいな(笑)主婦と主夫で2人でやってるような感覚で、これは本当に1度やってみないとなかなか身につかないものだと思うので…。
育休がなかったら絶対にありえなかったなと思います。

夫の育休で夫婦関係も変わった!

夫が育休を取ってくれたことによって、主婦の大変さ、育児をしながら家事をするしんどさを理解してくれるようになり、夫婦関係にも良い影響をもたらしてくれました。
わたしに対して「本当大変だよね、いつもすごいよ」とねぎらいの言葉をかけてくれたり、少しでも息抜きできるように一人の時間をくれたり。
育休中に言われて1番うれしかったのが、「家事育児より仕事のが大変だと思っていたけど、間違ってた」という言葉。
やってみて初めて、家事育児の大変さがわかったそうです。
そして「育休をとらなかったらそれに気付けなかったから、育休をとって本当によかった」とも言ってくれました。

わたし自身も、「夫が育休をとってくれたはいいけど、今後のキャリアのことだったり、仕事に影響が出て、もしかしたら後悔してるんじゃないかな…」と心配だったので、この言葉が聞けてとてもうれしかったです。
わたしももちろん、夫が育休を取得してくれてよかったと思っています。
シンプルに人手があると助かるのはもちろん、夫が家事育児をする、という経験をしてくれたことで、夫婦として本当の意味で家族になれたというか、1つのチームになれたというか…そんな気がします。

男性が育休をとるメリット・デメリット

最後にわたしが感じた男性が育休をとるメリットとデメリットをまとめてみます。

男性育休のメリット

  • 産後の奥さんのサポートができる
  • 夫婦で一緒に赤ちゃんの育児をスタートできる
  • 今しかない赤ちゃんとの時間を堪能できる
  • (2人目以降の場合)上の子のケアができる
  • 家事、育児の大変さがわかる
  • 普段はできないこと(勉強、家の片付けetc…)ができる

男性育休のデメリット

  • 収入が少なくなる
  • 仕事の調整が大変
  • 異動時期など、その後のキャリアに支障が出る可能性
  • 夫婦で一緒にいすぎてストレスが溜まることも(笑)

家事、育児をしっかりとやってくれることが大前提ですが、男性の育休にはやはりメリットが大きいと感じました!
何より1番は「かけがえのない赤ちゃんとの時間を過ごせる」こと。
もうこれに尽きます。
赤ちゃんの時期なんて本当に一瞬です。
次男が生まれて3ヶ月間、家族みんなで過ごせたことが、何にも代えがたい大切な時間になりました。
夫と夫の職場の方々には本当に感謝しています。
夫が仕事に復帰してからはバタバタの日々が続いていますが、これからも家族の時間を大事に過ごしていきたいです。
わが家の育休話が少しでも参考になればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました*

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