突然ですが、みなさん窓について考えたことがありますか?
わたしは家を建てるまで、窓について真剣に考えたことなんてありませんでした。
家づくりの打ち合わせの中、間取りをある程度決めた後、次に決めなければいけなかったのが窓。
注文住宅での家づくりは、間取りからキッチンなどの設備類、壁紙、床材、決めなければいけないことが本当にたくさんです。
こんな壁紙で、こんな照明で…となんとなく理想はありましたが、窓についてはほとんどイメージがなく
設計士さんに言われて初めて「窓も考えなきゃいけないんだ(汗)」と焦りました…。
それまで窓というものを意識して見ていなかった分、特にイメージが湧かなかったのが窓のサイズ!
90㎝って何㎝?って感じでした(笑)
パッと数字で出されても、素人にはイメージができないんですよね。
それからは、外を歩いているときにいろんな家の窓を見たり、どんなサイズの窓が使いやすいかネットで検索したり…。
それでもすごく悩んで、窓の打ち合わせは結構苦労しました。
なので少しでも、今後家づくりをされる方の参考になればと思いわが家の窓のサイズを公開したいと思います(^^)
もくじ
図面の数字の見方
まず、図面に表記されている窓のサイズの見方を知ることが大切です。
ハウスメーカーによって若干の違いはあると思いますが、窓のサイズは
サッシの幅+高さという形で表記されます!
例えば図面に「16020」と表記されている場合。
前3ケタが幅、後ろ2ケタが高さを表します。
高さの表記は0がひとつ省略されているので、後ろに0を足して考えてください。
この例で言えば、
幅160㎝の窓で、高さは200㎝ということになります。
高さ200㎝ということは、外と出入りができる大きな掃き出し窓ですね。
「06005」と表記があれば、幅60㎝で高さ50㎝の窓ということです。
このように、全ての窓は平面図の数字を見れば、どんな窓かわかるようになっています!
この数字を実際に測って、イメージしていくことが大切です◎
わが家の窓の大きさ
わが家の窓は全てLIXILのものです◎
なかでもお気に入りの窓をご紹介したいと思います(^^)
リビング・ダイニング
まずはわが家の一番の特徴でもある、リビングのハーフ吹き抜けにある高窓です。
吹き抜け部分の天井が60㎝あがっているので、そのスペースに合う窓をつけてもらいました。
【幅165㎝×高さ50㎝】
2つ同じ大きさの窓が並んでいます。
当初担当の方からは、掃除が大変な箇所のためくもりガラスを勧められていたのですが、わたしがどうしても青空が見たく、透明ガラスにしてもらいました!
写真を見てわかるように、晴れているときはとても気持ちよくて気に入っています(^^)
朝起きて、ここから青空が見えると気分良く一日が始められます♩
天井に凹みをつけて隠してもらっていますが、ロールスクリーンつき。
日当たりが良いので、夕方以降はロールスクリーンを閉めないと西日が眩しいです。
ハーフ吹き抜けについては、以前詳しく記事にしているのでこちらをご覧ください*
わが家は本当にやってよかったと思っています◎
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この高窓の下にあるのが掃き出し窓。
【幅165㎝×高さ200㎝】
高窓と幅を揃えてもらいました。
165㎝の掃き出し窓、幅が狭くないかなーと不安だったのですが、狭すぎず広すぎず…ごく一般的な幅という感じです。
洗濯物などを持って出るのは特に問題なくできます◎
つづいてダイニングには腰高窓を。
【幅160㎝×高さ90㎝】
こちらは元々デスクを置きたいと思っていたので、デスクの高さを考慮して床から110㎝の高さにしてもらいました。
一般的なデスクの高さが大体70㎝なので、ちょうど良いバランスです◎
キッチン
キッチンには2つ窓があります!
まずは換気のために作ったこちらの縦すべり窓。
【幅21㎝×高さ110㎝】
かなり幅が細めです!
ここの窓はとても悩んだ場所だったのですが、防犯のことを考えて、当初の予定よりもだいぶ小さくしてもらいました。
やっぱり一階の窓は、防犯面が一番気になります…。
ここは採光というよりは換気の役割でつけた箇所だったので、換気するには申し分ないし、意外とこの細身な感じが気に入っています(^^)
そしてキッチンのもうひとつの窓が、こちらのキッチン背面のもの。
ここは完全に見た目重視でつけてもらいました!
【幅160㎝×高さ28㎝】
飾り棚+窓というのが憧れだったので、理想の写真を見せて見繕ってもらいました(^^)
こちらは換気用ではないので、開かないFIX窓です。
キッチンを引きで見るとこんな感じ。
明るいキッチンになりました*
ちなみにこちらの飾り棚は、DIYで取り付けました♩
簡単だったので良かったらやってみてください◎
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トイレ
一階トイレも、防犯面を考えて細めの縦すべり窓にしてもらいました。
【幅21㎝×高さ70㎝】
本当は横すべり窓が良かったのですが(横すべりの方が視界を遮ることができるし、突然の雨にも濡れません◎)、この幅では縦すべり窓しかありませんでした。
玄関
玄関にも、採光用の窓をつけました!
【幅26㎝×高さ130㎝】
賃貸のとき、昼間でも玄関が暗いのが嫌だったので明るい玄関にしたいなと思っていました*
ただ玄関に窓をつける場合、心配なのがやっぱり防犯…。
玄関ドアの横に大きな窓を作ってしまうと、その窓をやぶって玄関の鍵を回されてしまう可能性があります。
玄関ドアとの位置関係はとても大切になってくると思うので、十分注意してください。
わが家ではこちらは割れにくい防犯ガラスにしてもらいました。
寝室
寝室の枕元には、横すべり窓をつけてもらいました。
こちらも元々見た目のデザインが好きでやりたいと思っていたもの◎
横すべり窓+ブラケットライトがお気に入りです(^^)
【幅160㎝×高さ50㎝】
見た目だけではなく、暑いときに窓を開けて寝たりするのにも横すべり窓は便利かなーと思います♩
ちなみにわが家のすべり出し窓のハンドルは全てオペレーターハンドル(ハンドルをくるくる回して開けるもの)です。
オペレーターハンドルにした理由についてはこちらの記事に詳しく書いているので合わせてご覧ください*
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2階廊下
わが家はリビング内階段で、家の真ん中に階段があるので窓をつけることができませんでした。
なので採光用に、2階廊下の洗面台上に窓を作りました。
【幅88㎝×高さ30㎝】
廊下いっぱいの幅に合わせてもらっているので半端な数字になっています。
確か幅調整にオプションで数万かかったような…。
でもこの窓があるだけで、2階がだいぶ明るくなりました(^^)
窓がないと結構閉塞的な空間になっていたと思うので、つけてもらって良かったです◎
窓選びのポイント
窓って家づくりをするまでは、あまり深く考えたことのない人がほとんどだと思います。
でも、窓について深く考えずに決めてしまうと、思ったより暗かった、思ったより大きかった、小さかった等…意外と後悔につながることが多い部分でもあると思うんです。
後から変更することが難しい部分だからこそ、なぜその大きさにするのか?その種類の窓にするのか?ひとつひとつきちんと考えて決めることが大切です。
わたしが家づくりをするうえで感じた、窓選びのポイントはこちら*
大きさをきちんと測る
やっぱり図面の数字だけじゃ、素人にはイメージが湧きません(>_<)
面倒でも、ひとつひとつきっちりサイズを測って、できれば今住んでいる家や、展示場にある窓のサイズと比較しながら、具体的に大きさをイメージすることが大切だと思います◎
わたしは打ち合わせの際、このサイズの窓はありますか?と聞いて、展示場内の部屋の窓を見ながらサイズを決めていきました!
大きさだけでなく、床面からの高さも大事です。
インテリアとの兼ね合い
窓で陥りがちな失敗が、窓のせいで家具が置けない!という事態(*_*)
窓のことだけ考えていると忘れてしまうのですが、窓の前には物が置けません。
なのである程度、どこに何を置くか想定して窓を決めた方が良いと思います◎
わが家で言うとダイニングの窓がそうなのですが、デスクを置けるように掃き出し窓→腰高窓に変更しました。
窓が大きくなるとその分壁面が小さくなってしまうので、小物を飾ったりするのが好きな方は、ある程度余白の空間があるかもチェックです。
窓をつくる目的を考える
窓にはいくつか役割があります。採光、換気、眺望、空間デザイン…。
窓の大きさだけでなく、引き違い窓、すべり出し窓、FIX窓など種類を決めるときにも、何の目的でその窓を作るか?を考えることがポイントです。
換気のためなら対角線上に窓を作る、採光のためなら開かないFIX窓にする、
眺望を重視するなら透明ガラス、外からの視線を遮りたいならくもりガラス等…
どんな役割の窓かを考えることで、サイズや種類も決めやすくなると思います◎
防犯面を考える
これは考えてもキリがない部分もあって、すごく悩んだのですが(>_<)
空き巣被害で一番多いのが、窓からの侵入だそうです。
特に一階の窓を考えるときは、大きい窓にはシャッターや格子をつける、防犯ガラスにするなど
きっちり対策することは大切だと思います。
わが家はシャッターや格子のない一階の窓は、なるべく幅を細くしました。
幅何㎝なら泥棒に入られないか、具体的な数字は調べても答えは出なかったのですが…。
少しでも、入りにくい家だと思わせることが大切だと思っています。
以上、わが家の窓のサイズと窓選びのポイントをご紹介しました(^^)
全ては紹介できませんが、こちらに載せた窓は特に作ってよかったなあと感じている部分なので家づくりの参考になればうれしいです♩
最後までご覧いただきありがとうございました*
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